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地学展示ホール

 
3億年におよぶ埼玉の生いたちは、秩父山地や関東平野をつくるさまざまな地層・岩石・化石などから知ることができます。
  
ここでは、埼玉県でみられる岩石・鉱物・化石・地層などを年代順に展示し、埼玉の“大地の成り立ち”と“その生いたち”を紹介します。
展示ホール壁面の上部では、山地から平野にかけてのパノラマ写真によって、地質に対応した地形の変化を紹介しています。
 
さあ、埼玉の3億年をさかのぼるタイムトラベルに出かけましょう!
      

○ 荒川渓谷

 “入川(いりかわ)”と呼ばれる荒川上流の写真を展示しています。
    
○ 秩父帯の地層 
 秩父山地には、チャートや石灰岩などの硬い岩からなる地層がみられます。石炭紀〜三畳紀の大洋底につもった放散虫などの死がいはチャート、火山島をつくった溶岩や火山灰は緑色岩、火山島にすみついたサンゴなどの生物の死がいは石灰岩になりました。これらの地層は、ジュラ紀になって、陸地から運ばれた砂や泥といっしょになって複雑な地層群をつくりました。  この地質体は、秩父地方で最初に調べられたので、県外に分布するものも含めて秩父帯とよばれます。

○ 恐竜時代の地層 
●1億年前の海と陸の様子
 白亜紀(1億3500万年前〜6500万年前)の気候は今よりもあたたかく、山中地溝帯から南には海が広がっていました。海のなかには、アンモナイトやベレムナイトたちが泳ぎまわり、海底には三角貝やイノセラムスなどの貝がすんでいました。ときに魚竜や首長竜が来たかもしれません。陸上には、シダやソテツのなかまが茂っていました。陸地では恐竜が歩き、空には翼竜が飛んでいたことでしょう。   
●山中地溝帯
 小鹿野町の志賀坂峠から東をのぞむと、直線状にのびた谷がみられます。この谷は、ほぼ国道299号線にそって、秩父盆地の西のはしから長野県佐久穂町までのびています。この地域は、北と南に分布する秩父帯の地層の間に断層ではさまれて、白亜紀の地層が細長く分布しており、山中(さんちゅう)地溝帯とよばれています。
 けつ岩・砂岩・れき岩などの地層からなり、おもに白亜紀前半の化石が見つかっています。群馬県側では、恐竜の化石も発見されています。
恐竜ガリミムス 
   
○ 埼玉の変成岩
 「長瀞の岩畳」は、結晶片岩(けっしょうへんがん)という岩石からできています。結晶片岩には、含まれる鉱物の種類によって、黒・緑・赤・青など、さまぎまな色のものがあります。また吉見丘陵では、角閃岩(かくせんがん)や片麻岩(へんまがん)などの岩石がみられます。これらの岩石は、高い圧力や温度によってできたもので、変成岩とよばれています。

○ 盆地と丘陵
新第三紀中新世の海
 秩父盆地や比企丘陵などでは、泥岩・砂岩・れき岩・凝灰岩(ぎょうかいがん)などの地層がみられます。泥岩や砂岩からは、海の生物の化石が数多く発見されています。
 
 約1500万年前(新第三紀中期中新世)は、日本列島が広く海におおわれていました。海にはウミガメや巨大なサメ・クジラなどが泳ぎ、海底にはカニや貝などがいました。海岸近くには、パレオパラドキシアがすんでいました。
  
○ 新時代の幕あけ
 第四紀は人類が活躍した時代です。寒い氷期とあたたかい間氷期がくり返しおとずれ、海が沖に退いたり内陸まで入りこんだりしました。展示してあるメタセコイアの株化石は、約150万年前のものです。メタセコイアは、本格的に寒くなった約70万年前に絶滅したと考えられていました。現在、当館の庭などに植えてあるメタセコイアは、中国の奥地で生き残っていた木からふやされたものです。  化石林の地層からは、植物のほかにもアケボノゾウの化石などが発見されています。  狭山市笹井の入間川河床からは、メタセコイアの株や葉・実などの化石が見つかっています。メタセコイアが栄えていたのは日本が寒くなりはじめたころで、アケボノゾウやカズサジカなどの動物もすんでいました。
アケボノゾウの骨格復元模型
○ 地形の変遷
 新生代第四紀とよばれる時代、関東地方では段丘がつくられたり海岸線が移動したりして、地形が様々に変化しました。変遷のようすを映像で紹介しています。
  
○ 埼玉の地形と地質
 埼玉県は、大きく西半部の山地と東半部の平野にわけられます。平野はさらに丘陵・台地・低地に3区分され、それぞれ特徴をもっています。縮尺2万5千分の1の大きな地形模型上には、化石や岩石の産地をはじめ、鉱泉や鍾乳洞など特徴的な地質現象のみられる場所がランプで表示されます。